月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年6月24日(水)

申命記17章 主を畏れつつ生きる

彼が王位についたならば、レビ人である祭司のもとにある原本からこの律法の写しを作り、それを自分の傍らに置き、生きている限り読み返し、神なる主を畏れることを学び、この律法のすべての言葉とこれらの掟を忠実に守らねばならない。(申命記17:18-19)

 16章から17章にかけて、統治と裁判に関する規定が並んでいます。町の裁判制度や、異教礼拝に関わった者への対応、中央聖所の最高裁判、王に関する規定などです。

 王に関する規定では、神が選ばれる者が王となります。しかも、外国人ではない同胞の中から王を立てることが指示されています。同時に、馬を増やすこと、大勢の妻をめとること、大量の金銀を蓄えることが禁じられています。王は、武力、ハーレム、金銀の富による誘惑に直面するからです。

 王は、これらの律法の写しを作成し、繰り返し読むよう命じられます。それは、誘惑によって神から離れることがないようにするため、すなわち、「ただ正しいことのみを追求し」、「命を得」るためです(16章20節)。

 私たちは王ではありませんが、義と命を得るために、このとき王に命じられたように、聖書を自分の傍らに置き、生きている限り読み返し、神なる主を畏れることを学び、御言葉を忠実に守りたいものです。私たちの生活のすべてに関わってくださるこのお方こそが、私たちの神なる主です。昼も夜も私たちを導いてくださる神です。

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