月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年7月26日(日)

箴言16章 道を選び取る知恵

人間の心は自分の道を計画する。
主が一歩一歩を備えてくださる。(箴言16:9)

 人生を道と呼び、その道を歩むことを生きることと思うのは、時代や地域、民族や宗教に普遍の人生観ではないでしょうか。

 旧約聖書の詩人は歌います。どのようにして若者は、歩む道を清めるべきでしょうか。主の御言葉どおりに道を保つことです(119編9節)と。これとデュエットするように、箴言の賢者は語ります。「人間の道は自分の目に清く見えるが、主はその精神を調べられる」(2節)。「人間の心は自分の道を計画する。主が一歩一歩を備えてくださる」。

 神の全能と人間の限界。この厳然たる事実を認め、人間は歩むべき道を、神の御前で選択しなければなりません。自分の計画を死守するのではなく、主の御旨に沿っていつでも修正できる謙遜さを備えることこそ、命に至る道を選び取る知恵です。

 「人間の前途がまっすぐなようでも、果ては死への道となることがある」(25節)。分かれ道に際して、「くじは膝の上に投げるが、ふさわしい定めはすべて主から与えられる」(33節)。その主ご自身が、わたしたちの道となってくださいました。

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