月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月8日(火)

サムエル上26章 主からの報いに望みをおく

「今日、わたしがあなたの命を大切にしたように、主もわたしの命を大切にされ、あらゆる苦難からわたしを救ってくださいますように。」(サムエル上26:24)

 ダビデがサウルを討つ好機を放棄した物語は24章にもありました。その時、サウルは自分の非を認め、ダビデを祝福しましたが、またも心を変えて、ダビデを討とうと企てました。しかし、ダビデはこのようなひどい仕打ちを受けても復讐心に駆られることなく、サウルに油を注がれた主の御意志を尊び、また、すべてをお裁きになられる主の御手にすべてを委ねました。

 個人的な恨みから自由でいられたダビデの信仰は、24節の言葉にも見られます。「今日、わたしがあなたの命を大切にしたように、主もわたしの命を大切にされ、あらゆる苦難からわたしを救ってくださいますように」。

 ダビデはサウルの命を大切にしましたが、その報いをサウルではなく主に期待したのでした。この姿勢でなければ、サウルの裏切りは赦せないことだったでしょう。

 主はダビデの願いに先んじて、彼の命を完全な守りの内においておられました。そして、王となる日まで守り続けられました。主は期待を裏切ることのないお方です。主に期待して、きょうも善を追い求めて歩みましょう。

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