月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年9月27日(日)

箴言25章 炭火を積む

あなたを憎む者が飢えているならパンを与えよ。
渇いているなら水を飲ませよ。
こうしてあなたは炭火を彼の頭に積む。
そして主があなたに報いられる。(箴言25:21-22)

 イエス・キリストは、言われました。「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」(マタ5章44節)。また、パウロはローマの信徒への手紙で、きょうの箇所を引用しています。「あなたの敵が飢えていたら食べさせ、渇いていたら飲ませよ。そうすれば、燃える炭火を彼の頭に積むことになる」(12章20節)。

 箴言では、「敵」とは言われていません。「憎む者」と書かれています。現在の世界情勢をみると憎しみの連鎖がおこっています。きょうの御言葉は、現代に生きている御言葉です。なぜ、いつまでたっても、憎しみがなくならないのでしょう。むしろ、憎しみはエスカレートしているようにさえ思えます。今こそ、きょうの御言葉を心に留めましょう。

 「憎む者」が飢えているなら、パンを、食物をさしいれましょう。渇いているなら一杯の水でもよいから飲ませましょう。そして、自分たちにできることをしたら、あとは、「炭火」である神の審判にお委ねしましょう。

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