月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年11月2日(月)

ゼファニヤ1章 ユダに対する裁き

主の大いなる日は近づいている。
極めて速やかに近づいている。
聞け、主の日にあがる声を。
その日には、勇士も苦しみの叫びをあげる。(ゼファニヤ1:14)

 旧約の他の預言書のように、本書は1章で裁きを、2章で悔い改めを、3章で救いを語るというパターンを見せてくれます。ゼファニヤは、ユダの王アモンの子ヨシヤの時代に活動した預言者です。その時、ユダの国とその民は、マナセとアモン(王下21章)の悪影響によって、さまざまな偶像崇拝と罪に陥っていました。ゼファニヤは、その民に、「主の日」が近づいていると警告しつつ、悔い改めを促しています。

 それゆえ、ゼファニヤは本書の最初からユダとエルサレムに対する神の徹底した裁きを予告します。神の裁きの対象は、偶像崇拝者、その祭司たち、天の万象を拝む者、主に背を向ける人です。それから預言者は、その裁きの明白性と緊急性を強調します。「主の大いなる日は近づいている。極めて速やかに近づいている」と。民が思うよりも神の裁きは近づいていました。

 神は罪を憎まれるだけでなく、徹底して裁かれるお方です。キリストの最後の審判は近づいています。しかし、罪を悔い改めてキリストに結ばれている私たちは安全です。キリストへの信仰こそ、救いにつながるからです。

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