月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年11月22日(日)

詩編113編 時間・空間を超えた主の臨在

日の昇るところから日の沈むところまで
主の御名が賛美されるように。(詩編113:3)

 この詩は過越祭に歌われた詩編と言われ、時間と空間を超えた主の臨在がたたえられます。「今よりとこしえに」という時間を超越される主。さらに「日の昇るところから日の沈むところまで」という空間にとらわれない主の臨在。

 さらに「すべての国を超えて高く」、「天を超えて輝く」主の高い「御座」がほめたたえられますが、その主が「なお、低く下って」私たちのすぐそばにまで降りて来てくださるのです。このコントラストが詩の主張点です。

 高き栄光の天におられる主は低く下って「弱い者」、「乏しい者」、捕囚の人々に自由を与え、生活権を奪われた「子のない女」に憐れみの目をかけてくださいます。

 神は私たちから遠く隔たった孤高の天におられるのではありません。いつでも私の祈りと訴えを聞いてくださいます。教会の中で「主を畏れ敬う者たちが互いに語り合」う会話に耳を傾けて聞かれます(マラ3章16節)。モーセは言いました。「いつ呼び求めても、近くにおられる我々の神、主のような神を持つ大いなる国民がどこにあるだろうか」(申4章7節)。

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