月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年12月18日(金)

使徒27章 絶えず試練、絶えず主イエスの助け

しかし、間もなく「エウラキロン」と呼ばれる暴風が、島の方から吹き降ろして来た。「皆さん、元気を出しなさい。わたしは神を信じています。わたしに告げられたことは、そのとおりになります。」(使徒27:14,25)

 「良い港」という所でパウロは、これ以上航海を続けることは危険だと感じ、出港をやめるよう求めました。しかし、百人隊長は自分の経験や知識を信頼していた船長や船主を信用し出発します。

 その結果、エウラキロンという海の暴風にあい、ルカが「助かる望みは全く消えうせようとしていた」と書くほどでした(20節)。この自然災害によってパウロによるローマへの福音宣教は絶望的に見えました。しかし、神からの天使がパウロに、ローマへの福音宣教が神の計画であることを伝えて励まし、パウロを含めて276人の命を救ってくださいました。

 しかし、船が激しい波で壊れだします。囚人が逃げてしまったら兵士たちはその責任を負わなければならないので、囚人すべてを殺そうとしました。しかし、百人隊長が兵士たちを思いとどまらせたので、パウロは救われます。

 生きる望みがないような絶望の瞬間が次々と襲うときがあるかもしれません。そのときこそ、主イエスによって強く慰められる瞬間です。その希望を持つことがゆるされているのが、私たちクリスチャンです。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2015 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.