月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年4月17日(日)

詩編133編 神の家族と共に礼拝する恵み

見よ、兄弟が共に座っている。
なんという恵み、なんという喜び。(詩編133:1)

 「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び」。

 この詩編の御言葉を読むとき、幼い兄弟が仲睦まじく座っている姿、わたしにはそんなほほ笑ましい情景が浮かんできます。ですがこの詩編は、単に肉親の兄弟の姿を語っているのではありません。ここで語られていることは、同じ信仰を持ち、一人の神を崇める神の家族、兄弟姉妹が共に在る幸いです。とりわけ、その幸いは、神の家族として共に主の礼拝の場に留まり、恵みに与り続けるときに味わえます。

 注がれる油(2節)は、神が与えてくださる祝福です。祝福は全身に注がれ、シオンの山々に滴り落ちるほど、豊かにあふれるのです。

 また、きょう、礼拝の場に集っておられる方だけでなく、病院や施設、あるいはご自宅で療養中のあの方、この方、神の家族お一人お一人を思いながら、共に神の恵みに与りたいと思います。祝福は、私たちが地上の歩みを終えた後もさらに、永遠の命の祝福へと続きます。

 さあ、私たちも愛する方々と共に、心からの礼拝をささげましょう。

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