月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年5月1日(日)

詩編135編 私たちも「神の宝の民」

主はヤコブを御自分のために選び
イスラエルを御自分の宝とされた。(詩編135:4)

 この詩編は神への賛美と祈りの詩です。世界を創造し、自然を支配しておられる神。歴史を通してイスラエルと共に歩まれた神、この神が賛美されています。

 さらにこの詩編では神が、周辺の偶像の神と違う生ける神として賛美されています。「主は大いなる方、わたしたちの主は、どの神にもまさって大いなる方」(5節)と。

 このように神が賛美されるのはこの神が、「イスラエルを御自分の宝とされた」からです。申命記にはこのように記されています。「あなたの神、主は地の面にいるすべての民の中からあなたを選び、御自分の宝の民とされた。主が心引かれてあなたたちを選ばれたのは、あなたたちが他のどの民よりも数が多かったからではない。あなたたちは他のどの民よりも貧弱であった。ただ、あなたに対する主の愛のゆえに…救い出されたのである」(申7章6〜8節)。

 キリストの救いを通して、今、私たちも「神の宝の民」とされています。ですから、自分の罪や弱さにではなく、神の愛と赦しに目を向けて、生ける神をほめたたえつつ生きていきましょう。ハレルヤ。

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