月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年5月7日(土)

ヘブライ8章 このような大祭司が与えられている

今述べていることの要点は、わたしたちにはこのような大祭司が与えられていて、天におられる大いなる方の玉座の右の座に着き、人間ではなく主がお建てになった聖所また真の幕屋で、仕えておられるということです。(ヘブライ8:1-2)

 「永遠の大祭司」イエス・キリストは、ただ一度の決定的な犠牲のいけにえとして、十字架において御自身を献げてくださり、私たちに完全な罪の赦しをもたらしてくださいました。それゆえ私たちは、もはや恐れも負い目もなく大胆に神に近づき、その愛を疑わずに身を委ねることができます。

 しかもこの大祭司は、神の右の座に着いて、天にある真の幕屋で仕えておられる、と記されています。神の右の座は、神に等しい全権の象徴です(エフェ1章20、21節)。それは、神の御子に当然の栄誉です。そのような方が、完全に私たちの側に立って、神に執り成していてくださるのですから、もはや何を恐れることがありましょうか(ロマ8章34節)。

 ヘブライ人への手紙は、大祭司に焦点を当て、繰り返し語ります。私たちが何度でも覚えるためです。私たちのために十字架で死んでくださった主が、天で真の大祭司となり、今も、私たちのために執り成してくださいます。ですから、「このような大祭司が与えられて」いるとは、キリスト者の心を、救いの確信と喜びに満たす言葉です。

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