月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年6月5日(日)

詩編139編 神の配慮の中を歩む幸い

主よ、あなたはわたしを究め
わたしを知っておられる。
座るのも立つのも知り
遠くからわたしの計らいを悟っておられる。(詩編139:1-2)

 神に従って歩む人生は、自由がなく窮屈に感じられるということはないでしょうか。若いころ、わたしはそのように感じていました。それは、神が、わたしを究めておられる、わたしのすべてを知っていてくださる、ということを理解できていなかった、または、心の中にうまく納まっていなかったからかもしれません。

 しかし、この詩編の詩人は、そのようなわたしの不安を包み込むように、大きなスケールで神の御性質に目を向けています。そして、その神に従って歩む人生の確かさを告白しています。神ご自身がわたしを存在させ、わたしのすべてをご存じの上で、配慮をもって歩みを導いておられるのだと。

 「あなたの御計らいは、わたしにとっていかに貴いことか。神よ、いかにそれは数多いことか。数えようとしても、砂の粒より多く、その果てを極めたと思っても、わたしはなお、あなたの中にいる」(17、18節)。

 この詩人の告白に、私たちの告白を重ねましょう。神に従う歩みは、神の御計らいの中に置かれているがゆえに確かであり、それゆえ大胆に歩んでいけるものなのです。

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