月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年7月26日(火)

歴代上18章 勝利を与えられた主

ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。(歴代上18:14)

 ダビデの真摯な祈りに神は、戦争の勝利をもって応えられました。「神は敵をこの手で、水が堤防を破るように打ち破ってくださった」(14章11節)。ダビデは先ずペリシテ人を打ち破り、次にモアブを破りました。彼らはダビデに隷属し、貢を納めるようになりました。また、当時は銅の産出国としてアラム最強の国であったツォバの王ハダドエゼルがユーフラテス地方に覇権を確立しようと行動を起こしたとき、ダビデはこれを攻めて滅ぼし、援軍として駆け付けたダマスコのアラム人も同時に滅ぼしました。

 これを見たアラム全土はダビデに降伏しました。ヘルモン山の北側にあるハマト王トウは交戦中のハダドエゼルをダビデが滅ぼしたことを知り、王子をダビデのもとに送り、勝利を祝って金・銀・青銅の品々を贈りました。こうして、ダビデはエドム、モアブ、アンモン、ペリシテ、アマレクからの戦利品を神に献げました。ダビデは重臣たちと共に、全イスラエルを支配し、裁きと恵みの業をもって民を治めました。ダビデは息子達を側近として、神に仕える者としてとりたてました。これは将来到来される主イエスの働きを予表させるものであります。

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