月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年8月22日(月)

歴代上28章 勇気をもって行え

「わが子ソロモンよ、この父の神を認め、全き心と喜びの魂をもってその神に仕えよ。主はすべての心を探り、すべての考えの奥底まで見抜かれるからである。…今、よく考えよ、主は聖所とすべき家を建てるためにあなたを選ばれた。勇気をもって行え。」(歴代上28:9-10)

 ダビデは、神殿建築を託したソロモンに対して、「今、よく考えよ」と勧めます。それは、人のことではなく、神のことをよく考えよということです。「主は聖所とすべき家を建てるためにあなたを選ばれた」。

 主なる神が神殿を建てるために、ソロモンを選ばれたのです。ですから、大切なのは、神殿建築の事業に向き合う前に、神に向き合うことです。すべてのことが神から出て、神によって成し遂げられます。これから先、順調に進もうが、いろいろと悩み苦しもうが、神と心を一つにすることに、事業の成否がかかっています。

 そうして、もう一つの勧めが続きます。「勇気をもって行え」。ダビデの準備は行き届いたものでした。神も必ず助けてくださいます。しかし、肝心のソロモンが勇気をもって神を信じなくてはなりません。「勇気をもって雄々しく実行せよ。恐れてはならない。おじけてはならない。わたしの神、神なる主はあなたと共にいて、決してあなたを離れず、捨て置かず、主の神殿に奉仕する職務をことごとく果たさせてくださるからである」(20節)。

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