月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年9月7日(水)

歴代下9章 神の知恵を求め続けよう

ソロモンは、エルサレムで40年間全イスラエルを治めた。ソロモンは先祖と共に眠りにつき、父ダビデの町に葬られ、その子レハブアムがソロモンに代わって王となった。(歴代下9:30-31)

 父ダビデの後を継いでイスラエルの王として立てられたソロモンは、40年の治世の後、天に召されました。くしくもその在位年数は父ダビデ王と同じでした。

 ソロモン王の名声はイスラエル国内にとどまらず、周辺の国々にも響き渡っていました。シェバの女王の来訪の記事はそのことを示しています。

 しかし、神から豊かな知恵を与えられ偉大な働きをなしたソロモンでしたが、その生涯のすべてが称賛に値するかといえば、そうではありませんでした。歴代誌の著者はそのことを直接的に記してはいませんが、後半生のソロモンは、純粋に主なる神に知恵と識見を願っていた頃の彼ではなくなってしまいました。そのときの彼には、もはや知恵と識見は失われていたのでしょう。

 ソロモンから教えられることは、私たちは生涯において神の知恵を求め続ける必要があるということです。神の知恵とは「キリスト」(1コリ1章30節)です。「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています」(コロ2章3節)と聖書にあります。自分の愚かさを知り、主の前に絶えず身を屈め続けます。

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