月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年9月14日(水)

歴代下13章 弱い時にこそ強い

このとき、イスラエルの人々は屈し、ユダの人々は勝ち誇った。先祖の神、主を頼みとしたからである。(歴代下13:18)

 レハブアムの子アビヤが南王国ユダの王となりました。彼は北王国に戦いを挑み、両軍が向かい合ったときに、山の上から敵軍に向かって演説をしました。そして、自分たちこそが正統であることを主張しました。ヤロブアムを反逆者、その家来たちをならず者と決めつけたのです。さらに彼らが金の子牛を拝んでいることや祭司たちを追放したことを非難し、自分たちの信仰こそが正統なのだと主張しました。

 ところがアビヤが長々と演説しているうちに、敵軍が伏兵を迂回させたので挟み撃ちにされてしまいます。そこでアビヤと彼に従う者たちが主に助けを叫び求めたところ、奇跡的に敵軍を打ち破ることができたのです。

 なぜ、勝利したのでしょうか。その勝利は、彼らの力や、知恵によるのでもありません。また彼らの正しさのゆえでもありません。18節には「主を頼みとしたから」と言われています。本気で神に依り頼んだからこそ、神は彼らを救われました。私たちも、主に依り頼む者でありたいと思います。「わたしは弱いときにこそ強いからです」(2コリ12章10節)。

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