月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年9月19日(月)

歴代下15章 悩みの中で主に立ち帰る

長い間、イスラエルにはまことの神もなく、教える祭司もなく、律法もなかった。しかし彼らは、苦悩の中でイスラエルの神、主に立ち帰り、主を求めたので、主は彼らに御自分を示してくださった。(歴代下15:3-4)

 「長い間、イスラエルにはまことの神もなく、教える祭司もなく、律法もなかった」。耳を疑いたくなるような御言葉です。イスラエルとは神に選ばれた神の民のことです。今で言うならば教会のことでしょう。その彼らに、長い間、まことの神はなく、教える指導者もなく、神を示す書もなかった、と言うのです。

 このように教会が主から離れる時が確かにあるのです。しかし神は、そのような私たちに、絶えず「まことの神へと立ち帰れ」と呼びかけてくださいます。

 アサ王は礼拝の歪みを正し、まことの神のみを神とする礼拝を整えました。そして、その改革ぶりは、たとえ肉親の母であっても妥協することがありませんでした。では、どうしてこのような改革が進んだのでしょうか。イスラエルが神を見失い、神の教えから離れてしまい、礼拝も教育も失っていたからです。

 主は私たちが立ち帰ることを、ずっと待ち続けていてくださいます。そして、悩みの中で主に立ち帰る時に、主は今でも私たちに御自身を喜んで示してくださるのです。

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