月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年9月20日(火)

歴代下16章 神と心を一つにする

「主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる。この事について、あなたは愚かだった。今後、あなたには戦争が続く。」(歴代下16:9)

 アサ王の晩年のことです。北王国が国境を侵犯し、要塞を築いた時、アサ王はその北にあるアラムの国の王に金銀を贈りました。そして、北王国との同盟を破棄し、背後から北王国を攻めるように頼んだのでした。この作戦は成功し、北王国は撤退しました。しかし神は預言者を通してアサ王にこう告げたのです。「あなたはアラム王を頼みとし、あなたの神、主を頼みとしなかった」(7節)。

 アサ王のやり方は神よりもアラムを頼るやり方でした。さらに「主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる」と語られました。アサ王の心が神と一致していたならば、神が力づけてくださるので、何も恐れる必要はありません。しかし残念ながら、アサ王は神と心を一つにすることができませんでした。

 私たちにとって、一番重要なことは、敵に勝利し、人生に成功することではありません。神と心を一つにして生きること、これこそ私たちが最優先すべき事柄なのです。

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