月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年11月24日(木)

マルコ11章 主がお入り用なのです

「もし、だれかが、『なぜ、そんなことをするのか』と言ったら、『主がお入り用なのです。すぐここにお返しになります』と言いなさい。」(マルコ11:3)

 ろばは王様を載せるのにはふさわしくない動物です。戦いに勝利した英雄たちは馬に乗ることで人々にその勇ましい姿を示そうとします。ろばは人々の重荷を担う動物です。だから人々の重荷を担うためにやってこられた救い主イエスの姿を示すのには最もふさわしい動物であったと言えます。

 昔、ある有名な牧師の信仰の証しを読んだことがあります。そこにはこの「子ろば」の話が記されていました。彼は「主がお入り用なのです」という御言葉を、自分に語られた神の言葉として受け取り、自分の人生を主のために献げようと決心し伝道者になったと語られていました。

 「まだだれも乗ったことのない子ろば」。今までこの子ろばは誰からも必要とされることがありませんでした。しかし、今、この子ろばを必要とされる方が現れました。しかも、その方は救い主として人類を救う御業を実現させるためにこの子ろばを必要とされているのです。

 主イエスはきょう、私たちにもこの言葉を語ってくださっています。「主がお入り用なのです」。

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