月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年2月11日(土)

ガラテヤ4章 神の時が満ちて

時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。(ガラテヤ4:4)

 人を罪と悲惨から救うことのできる救い主は、まことの人でありつつまことの神でなければなりません。このような条件を満たせる救い主に、人が自ら成ることはできません。しかし、神は、聖なる福音によって、「御自身の愛する御子によってついに成就なさいました」(ハイデルベルク信仰問答 問19の答)。

 しかも、御子イエスがマリアから誕生されたことは、神の最高のタイミングで起こりました。きょうの個所は「時が満ちると、神は、その御子を女から…生まれ」させられたと言います。そうです。神の時が満ちたのです。

 ローマの支配下にあったユダヤでは、救い主の到来にしびれを切らしていた者もいたでしょう。しかし、それは遅すぎることも早過ぎることもありませんでした。人の思惑を超えて、神はご自分の時計でご計画を進め、満を持して御子を遣わされたのです!

 ここに神の時を待つことを教えられます。「神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。『もう少しすると、来るべき方がおいでになる。遅れられることはない』」(ヘブ10章36、37節)。主よ、あなたの時を待ちます!

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