月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年2月19日(日)

マタイ28章 宣教に生きる教会

「あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」(マタイ28:20)

 イエス・キリストは復活の後、地上で40日の間、弟子たちと過ごされました。そして、天にあげられる前に弟子たちに対して宣教の御業を託されました。そして聖霊を通してキリストご自身が弟子たちと共にいることを約束され、弟子たちを派遣されました。

 弟子たちが派遣されたのはイエス・キリストを否定したユダヤ世界であり、使徒言行録によれば、その歩みは皇帝を神とするローマ帝国へと広がるものでした。そのような世界にキリストは弟子を派遣されました。キリストは、天の父なる神から地上に遣わされましたが、同様に聖霊を通して弟子たちを派遣されたのです。私たちも同様にキリストからの派遣を受けています。礼拝で祝祷がなされ、私たちはこの世界へ、自分に与えられた場へと派遣されます。それはキリストによる派遣であり、宣教と証しという使命が与えられてのものです。

 教会が行う、そして信仰者がなす国家に対する最善の奉仕はなんといっても祈りと善き生活、そして、そのうえに積み重ねられる宣教です。いつも私たちと共にいてくださるキリストとこの使命に生きていくのです。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2017 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.