月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年2月22日(水)

マタイ28章 三位一体と洗礼

彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。(マタイ28:19-20)

 洗礼は、神と受洗者との間で結ぶ契約の儀式です。受洗者がキリストに結び合わされ、神の民の一員となるという身分を確認する契約です。主イエスは、このような洗礼を父と子と聖霊の名によって受けるようにと命じられました。それは、私たちが神の民の一員となるように、父、子、聖霊が働いてくださるためです。

 父なる神は、罪人である私たちを憐れみ、ご自身との和解を計画なさいました。子なる神は、十字架で死なれることによって、父なる神と私たちを和解させてくださいました。そして、聖霊なる神は、私たちの内に来られ、私たちを新しく生まれさせ、新たに造り変えてくださるのです。受洗者は、この三位一体の神と、救いの働きを告白しなければ、洗礼を受けることができません。つまり、父と子と聖霊の名によって洗礼を受けることによってのみ、キリストに結び合わされ、神の民の一員となるのです。

 洗礼は、神が、父、子、聖霊の名によって結んでくださった契約なので、契約破棄などありません。三位一体の愛の交わりに私たちを加えてくださった神は、決して私たちを離さないでくださるのです。

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