月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年4月21日(金)

エフェソ5章 感謝のいけにえ

あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。(エフェソ5:1-2)

 やもめの息子を死からよみがえらせ、会堂長の12歳の娘を生き返らせ、愛するラザロを手元に引き寄せられた力あるお方こそ、人の子イエス・キリストです。

 このお方は、私たちのために死なれました。しかも死後に葬られ、陰府にくだり、私たちの味わう苦しみをなめ尽くしてくださいました。そして、その死において、ご自身をいけにえとして完全に神に献げてくださいました。それは父なる神の御心に添ったものです。御父は、御子のなだめの香りを喜んで受け入れてくださいました。

 それは、キリストを信じて神の子どもとして愛されている私たちが、御子にある愛の存在として互いに愛によって歩むことを望んでおられるからです。

 そこまでしてくださったお方と共に生きる時に、私たちが愛の存在にならなければ矛盾でしかありません。それでも他人を愛し切れない私たちです。私たちをどこまでも愛してくださる主は、祈りのうちに真理の聖霊によって私たちを助け、私たちが愛に生きるように取り計らってくださいます。主にある交わりこそ私たちの感謝のいけにえです。

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