月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年6月23日(金)

ローマ6章 イエスに結ばれている

それともあなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。(ローマ6:3)

 ギリシアやローマの世界に、聖書が禁じている生活習慣が数多く見られました。それは不道徳などの罪として表れます。同時に、これらの罪を生じさせる最も大きな罪、つまり、まことの神から離れるという罪がありました。そのような地域に福音が宣べ伝えられ、主イエスを信じる者たちが起こされていきました。

 主イエスを信じたとき、私たちは教会で「洗礼」を受けます。パウロは、この洗礼を受けるときに、受洗者の身に起こっていることを端的に言い表しました。「キリスト・イエスに結ばれる」、キリスト・イエスの「死にあずかる」と。パウロは直前の2節で、「罪に対して死んだわたしたちが、どうして、なおも罪の中に生きることができるでしょう」とも語っています。主イエスの「死にあずかる」とは、諸々の罪に対して死んで、罪の奴隷として生きることと決別するということです。それは主イエスとその人が結び付いているから起こります。

 主イエス・キリストの十字架の御業を通して、私たちは罪との関係を断ち、その代わりに、このお方に結ばれて一つとなり、きょうという一日を生きるのです。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2017 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.