月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年8月11日(金)

ローマ6章 福音の骨格

あなたがたの五体を不義のための道具として罪に任せてはなりません。かえって、自分自身を死者の中から生き返った者として神に献げ、また、五体を義のための道具として神に献げなさい。(ローマ6:13)

 信仰によってのみ救われるならば、何をしても良いのか、という疑問が生じます。聖書の答えははっきりしています。そのようなことはありえない。

 信仰によってキリストと共に結ばれた者は、キリストと共に葬られ、罪に対して死んだのです。「キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。…わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは…もはや罪の奴隷にならないためである」(6章4〜6節)と記されています。それにきょうの御言葉が続きます。

 天国は無償のプレゼントです。努力の報いとして得ることはできません。人間は罪人であって、自らを救うことができないからです。神は憐れみ深い方で、私たちを裁きたくないのですが、神は義なる方でもあり、罪を裁かなければなりません。神はこの問題を、キリストを通して解決されました。ですから、キリストにのみ救いの根拠と信頼を置く者だけが救われるのです。

 恵み・人間・神・キリスト・信仰は福音の骨格です。また真の信仰には善い行いが必ず伴うと聖書は教えています。

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