月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年9月7日(木)

詩編50編 御名を呼ぶ者に答える神

「告白を神へのいけにえとしてささげ
いと高き神に満願の献げ物をせよ。
それから、わたしを呼ぶがよい。
苦難の日、わたしはお前を救おう。
そのことによって
お前はわたしの栄光を輝かすであろう。」(詩50:14-15)

 聖書の神は「名」をもつ神です。神の名は、神の恵みと真実を担う「器」ですから、主の名が正しく唱えられるところに主は真実に臨在してくださいます。主の日の礼拝は、神の臨在の最先端であり、主はそこで唱えられる名によって、民との出会いを実現してくださいます。

 主の名はイエス・キリストという御名の啓示で頂点に達します。主の名を正しく知り、信頼し、告白することによって、道と真理と命の発見に至ります(ヨハ14章6節)。ですから、イエス・キリストの名に勝る名はなく、キリストの御名が包みえない苦難も嘆きもありません。「悩みの日にわたしを呼べ」(詩50篇15節、口語訳)。神を呼ぶこと。それは賛美であり、祈りであり、信仰の告白です。人間の唇、人間の舌、人間が語る言葉とその響きが、最も深く神への誉れを現す道、それが主を呼ぶことです。

 主を呼ぶ信仰と礼拝は神への最善のささげものです。苦難の日に、試練と困窮の日に、キリスト者と教会は、はばかることなくただ神を呼びます。病の中で、眠られない夜の闇の中で御名を呼べば、救いは直ちに私たちに届きます。

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