月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年9月18日(月)

出エジプト20章 安息日を「心に留める」

安息日を心に留め、これを聖別せよ。(出エジプト20:8)

 十戒の他の戒めにも当てはまることですが、一見単純なことのように思える第四の戒めをふさわしく理解し実践するためには、信仰的な知恵と分別が必要です。とりわけ今という時代は、より一層必要なのではないかと感じています。

 主の日であっても働かざるを得ない状況にある方や高齢や病気などのゆえに主の日の礼拝に集うことの困難な方が大勢おられる中、この戒めの安易な適用は、そのような方々から安息を奪ってしまうことになりかねません。これは、この戒めが本来意図している真の安息の実現とは正反対のことです。

 礼拝に出席することがしんどかったり、主の日の奉仕が時として重荷に感じられることもあるでしょう。そのような中で第四戒について学ぼうとするとき、まず私たちに求められているのは、安息日を「心に留める」ことです。この世の誰も与えることのできない、ただ主なる神のみが与えることのできる真の安息とその恵みが、私たちに差し出されています。このことに感謝し、神が真の安息を実現してくださるのを、神に期待しましょう。

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