月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年10月14日(土)

創世記39章 神に対する罪の自覚

「この家では、わたしの上に立つ者はいませんから、わたしの意のままにならないものもありません。ただ、あなたは別です。あなたは御主人の妻ですから。わたしは、どうしてそのように大きな悪を働いて、神に罪を犯すことができましょう。」(創世記39:9)

 エジプトに連れて来られたヨセフは、宮廷の役人ポティファルに買われました。しかし、主が共におられて、ヨセフを異国の地においても守ってくださいました。そのようなヨセフに対して、ポティファルの妻は、誘惑の言葉をかけて言い寄ります。この誘惑に対して、ヨセフはきっぱり語ります。「わたしはどうしてそのように大きな悪を働いて、神に罪を犯すことができましょう」。

 ヨセフは、自分を豊かに祝福しているお方が神であることをよく知っていました。ヨセフは、神を信じ、神を愛していました。ですから、誘惑にのることは、何よりも神に対して大きな罪を犯すことになると語ります。

 私たちもまた日々、さまざまな誘惑に襲われています。特に、メディアが発達している現在、サタンは、生活のあらゆる手段を用いて私たちを罪の中に陥れようとします。しかし、私たちは主イエス・キリストによって救いの恵みと祝福を神からいただいています。日々、聖霊に導かれて御言葉に聞き、神の愛を悟りましょう。そして、神を信じ、神を愛して、神のみ顔の前に歩みましょう。

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