月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年11月8日(水)

詩編34編 遜りをもって祈ろう

主は助けを求める人の叫びを聞き
苦難から常に彼らを助け出される。
主は打ち砕かれた心に近くいまし
悔いる霊を救ってくださる。(詩編34:18-19)

 私たちは、何かを祈り求めるとき、必死になり、祈りが聞かれることを願ってしまいます。しかしこのとき、私たちにとって神とはどのような存在なのでしょうか。もしかすれば、祈りを聞いてくださる神を、召使いの如く、自分の願いを叶えてくれる存在と思っていないでしょうか。

 私たちは、祈り求めている主なる神についての考えを改めなければなりません。私たちは、自らの罪の故に肉において死に、滅び行く存在でした。自分がどんなにすばらしい事業を成功させ、称賛され、地位を得ようとも、自らの罪と刑罰を、主に取り消していただくことはできません。

 しかし、御子イエス・キリストは、十字架で苦しまれ、私たちの罪の刑罰を引き受け、死を遂げてくださいました。私たちはキリストに縋るしか罪の赦しと救いを勝ち取る手段はありません。そこで私たちは、キリストを救い主と信じる者とされました。

 だからこそ私たちが主に祈るときも、罪を赦してくださった主に感謝し、罪赦されたにもかかわらず罪を繰り返す罪人であることについて、主に赦しを願い、遜りをもって主に祈り求めましょう。

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