月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年11月17日(金)

エレミヤ23章 天にまします

天をも地をも、わたしは満たしているではないかと
主は言われる。(エレミヤ23:24)

 「天」とはどこでしょう。天高き雲の上でしょうか。大空の高きところでしょうか。はたまた、大宇宙の果てる先にあるのでしょうか。「天の雲」(マタ24章30節他)や「天から雨が降り」(ヤコ5章18節)などは大空の高きところへと、「天の星」(黙6章13節)や「天の果て」(マタ24章31節他)は大宇宙の果てる先へと、私たちの思いを連れて行くかもしれません。しかし、自らを省みるなら、果たして私たちに「天」を思い描くことができるほどの能力があるのだろうかと、思います。

 聖書に記されている「天の王座」(エフェ2章6節)におられる父なる神とその右に着座しておられる私たちの救い主、イエス・キリストを、聖霊においてただただ見上げるほかに手だてはありません。

 しかし、聖霊において見上げるとは、決してむなしく見上げることではありません。「天をも地をも、わたしは満たしているではないかと主は言われる」のです。主イエスが聖霊において共にいてくださるのです。

 この力強さに支えられて、私たちは「天にまします」と祈るのです。

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