月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年12月18日(月)

詩編51編 罪を悔い改める

神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。
打ち砕かれ悔いる心を
神よ、あなたは侮られません。(詩編51:19)

 1節に「ダビデの詩」と書かれていますが、ダビデは主イエスが来られる千年前のイスラエルの王でした。そのダビデは、体を洗っていたウリヤの妻バト・シェバを見て、宮殿に呼び出し、関係をもちました。しかも、バト・シェバが子どもを身ごもったことが、夫のウリヤに知られないように、ダビデは彼をペリシテとの戦いの危険なところに送って戦死させてしまったのです。

 このような恐ろしい罪を犯しても、だれも知らないと思っていたダビデのもとに、神は預言者ナタンを送って、その罪を指摘されたのです。

 その時、ダビデは罪を認め、悔い改めて祈りました。

 「神よ、わたしを憐れんでください。御慈しみをもって。深い御憐れみをもって、背きの罪をぬぐってください。わたしの咎をことごとく洗い、罪から清めてください。あなたに背いたことをわたしは知っています。わたしの罪は常にわたしの前に置かれています」(3〜5節)。

 悔い改めは、罪を悔いるだけでなく、罪に背を向けて離れ、そこから神に信頼して歩むことです。神は、心からの悔い改めを受け入れ、どんな罪も赦してくださいます。

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