月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年12月20日(水)

1ヨハネ1章 神に赦されない罪はない

自分に罪がないと言うなら、自らを欺いており、真理はわたしたちの内にありません。自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。(1ヨハネ1:8-9)

 私たち人間は神から離れ、神との交わりを失ってしまったので、イエス・キリストの救いにあずかるまでは、だれも自分の罪に気づきません。人や社会に悪いことをしてしまったときには、罪悪感をもつことはあっても、特に、神を悲しませ、神に罪を犯したと感じることはありません。

 私たちが、自分の罪に気づき、神を悲しませてきたことが分かるとしたら、神に愛され、聖霊の働きを受けているからです。聖霊は、御言葉をとおして神の愛と御心を示し、罪に気づかせ、神を畏れる心を与えてくださいます。

 そのように罪を気づかされたとき、具体的な一つ一つの罪を神に告白して祈るなら、神はどのような罪も赦してくださいます。神に赦されない罪はありません。

 公に言い表すとは、人々の前で告白するということではなく、神の前に真実に告白するということです。

 それによって神は、罪を赦すだけでなく、心を聖霊によって清めてくださいます。聖霊は、心に愛と喜びと平安という実を結んでくださいます(新改訳:ガラ5章22節)。

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