月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年12月23日(土)

ヨハネ8章 これからは、もう罪を犯してはならない

イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」(ヨハネ8:11)

 ある朝、主イエスが神殿に行かれると、主を罠にはめようとする人々が女性を連れてきました。彼らは女性が姦淫の罪を犯したところを捕らえて、主に判定を求めました。

 旧約の律法では、姦淫の罪は石打ち刑に定められていましたから、もし反対したら、律法に違反していると訴えるでしょう。その反対に、石打ち刑を認めたら、ローマ帝国だけがもっていた死刑の権限を侵すことになります。どう答えても不利な質問でした。

 主は彼らの策略を知り、沈黙したまま指で地面に何かを書いていました。それによって、彼らに答える気がないことを示されたのです。

 そして主イエスが「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」と言われると、年長者から去り始め、他の人も去っていき、誰もいなくなり、女性と主が残されました。

 主は言われました。「だれもあなたを罪に定めなかったのか。…わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない」。

 罪の赦しを求める第五の祈りは、もう罪を犯さないという決意の祈りでもあります。

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