月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年1月31日(水)

イザヤ9-10章 わたしたちのために生まれた主

ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神永遠の父、平和の君」と唱えられる。(イザヤ9:5)

 アハズからヒゼキヤに王位が引き継がれました(王下18、19章)。ヒゼキヤは、ダビデのように主の目にかなう正しいことをことごとく行い、イスラエルの神、主を固く信頼し、その戒めを守りました。アッシリアがユダの各地を征服してエルサレムを包囲し、全面降伏を勧告したときも、ヒゼキヤはイザヤに執り成しの祈りを要請しました。

 神がヒゼキヤの求めに応えて、「アッシリアの王がエルサレムに入城することも、矢を射ることも、盾を持って向かって来ることも、都に対して土塁を築くこともない」と約束され、その言葉のとおり、主の御使いが一晩のうちに18万5千人の兵を撃ちました。

 神は祈る者を力ある御業で守られます。ここで「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた」というのは、子どもの誕生というより、王の即位を知らせる言葉だと言われます(詩2編7節)。その王は、名を「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君。」やがて、その方が救い主イエス・キリストとして、私たちに与えられました。

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