月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年2月5日(月)

マルコ11章 小さい者を用いる主

「もし、だれかが、『なぜ、そんなことをするのか』と言ったら、『主がお入り用なのです。すぐここにお返しになります』と言いなさい。」(マルコ11:3)

 主イエスは、ろばに乗ってエルサレムに入城されました。そこで用いられたのは、「まだだれも乗ったことのない子ろば」でした。人を乗せたことがない子ろばは、背中に物を載せただけで驚いてしまいます。そういう未熟な子ろばを、主イエスはあえて選ばれたのです。

 おそらく主イエスをお乗せしたら、よたよたし、もたついたに違いありません。けれども、その子ろばは不安定な足取りの中、それでも、主イエスをお乗せし、エルサレムにお連れすることができました。なぜでしょうか。

 子ろばもがんばり、足を踏ん張って、一歩ずつ力を込めて主イエスを乗せていったことでしょう。しかしそれ以上に大切なことは実は主イエスがこの子ろばにうまく乗ってくださったということでした。まだ人を乗せた経験のない未熟なろばに主イエスがうまく乗ってくださった。だから、子ろばは主イエスをお乗せすることができたのでした。

 そのように主は未熟なわたしをも用いてくださるのです。「主がお入り用なのです」。この呼びかけに応えていきましょう。主が豊かに用いてくださいますから。

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