月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年3月16日(金)

創世記17章 笑わせてくださる神

アブラハムはひれ伏した。しかし笑って、ひそかに言った。「百歳の男に子供が生まれるだろうか。90歳のサラに子供が産めるだろうか。」…
神は言われた。
「いや、あなたの妻サラがあなたとの間に男の子を産む。その子をイサク(彼は笑う)と名付けなさい。」(創世記17:17-19)

 75歳で旅立ったアブラムは既に99歳です。彼もサライも年をとりました。

 主は、そのアブラムに現れ、多くの国民の父となると励まし、彼の名をアブラハムと改名なさいます。さらに、割礼の儀式を定め、彼の子孫が神の祝福を受け継ぐことを明らかにされます。また、サライは、諸民族の母となるという約束を受け、サラに改名されます。約束の確かさが、神の側から次々に提示されます。

 ところが、アブラハムはサラの年齢を思うと、サラから産まれるはずはないと、笑います。18章ではサラも笑います。二人から祝福を受け継ぐ子が生まれるという約束を、夫婦共に信じることができませんでした。

 神は、彼らの困惑を受けとめ、産まれる子をイサク(彼は笑う)と名付けるように命じます。神は、赤ちゃん誕生の喜びの笑いを与えてくださいます。誕生のあかつきには、二人は不信仰を悔い改め、かつ、笑わせてくださった神に心から感謝を献げたことでしょう。

 不信仰な者が神によって笑わせていただけるとは、何という幸いでしょうか。

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