月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年6月20日(水)

詩編5編 神を仰ぎ望む

わたしの王、わたしの神よ
助けを求めて叫ぶ声を聞いてください。
あなたに向かって祈ります。
主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。
朝ごとに、わたしは御前に訴え出て
あなたを仰ぎ望みます。(詩編5:3-4)

 この詩人は、毎朝、神に「訴え出」た上で、神を「仰ぎ望」んでいます。これは「目を凝らして見張る」という意味の言葉で、彼は、神が祈りを無視されるはずがないことを信じ、ただひたすら神の応答を待ち続けているのです。

 私たちは、祈っても、祈ったことすら忘れてしまいます。私たちも彼のように神がどのような素晴らしい答えを用意しておられるのかを期待しつつ、忍耐強く待ちたいと思います。

 この詩人は神殿に入り、礼拝をささげています(8節)。彼を取り巻く環境は、決して生易しいものではありません。しかし、彼は、主の「深い慈しみ」が与えられ、毎朝、神殿に入ることが許され、ひれ伏して祈る礼拝をささげることができています。きっと、これが彼の力の源だったのでしょう。いつも主を避け所とし、主に望みをかけて生きているのです。自分の権力や財力、政治力に望みをかけるのではなく、ただ主に望みをかけるのです。

 私たちも日毎の礼拝の中でそのことを思い起こし、力をいただくことができます。主に望みをかけて、この世の戦いに出て行きましょう。

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