月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年10月23日(火)

ルカ24章 復活の主によって開かれる

すると、2人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。2人は「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。(ルカ24:31-32)

 共に歩き、聖書を解説し、パンを裂くという一連の業の中で、主イエスは2人の目を開き、心を開いて、復活を信じる信仰へと導かれました。その際、「心が燃えていた」のは、主イエスが聖書を説き明かし、語りかけてくださったからです。

 この主イエスの説き明かしは、「モーセの律法と預言者の書と詩編」(44節)とあるように、聖書全体からなされたものです。まさに聖書が「わたし(主イエス)について証しをする」(ヨハ5章39節)ものであることを示す頂点が、この復活の主の言葉にあります。

 主イエスはこの聖書全体を悟らせるために彼らの心の目を開き、「メシアは苦しみを受け、3日目に死者の中から復活する。また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に述べ伝えられる」とおっしゃって、彼らを送り出されました(46、47節)。

 復活の主は、今も御言葉と聖霊の導きによって、人の目を開き、心を開いてくださっています。この方と出会う復活の喜びがあなたの上にありますように。

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