月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年6月 5日(水)

ヨシュア3章 主の契約の箱と共に川を渡る

「契約の箱を担ぎ、民の先に立って、川を渡れ」と命じると、彼らは契約の箱を担ぎ、民の先に立って進んだ。(ヨシュア3:6)

 「主の契約の箱」のことは、出エジプト記25章10〜16節に記されています。その箇所は、シナイ山での十戒授与のあとで、主なる神の臨在なさる幕屋の建設と、それに付帯するさまざまな建具の造り方を、主がモーセに示しているところです。

 契約の箱の中に神の契約の言葉、すなわち「わたしは必ずあなたがたを救う」と要約される約束の言葉が収められていました。主の御言葉が、召し出された人、すなわち祭司に担がれて先に行きます。民はそのあとに従います。春の刈り入れの時期であったヨルダン川は、渡るのに危険を覚えるほどに満ちていました。しかし、主の御言葉が先に立ち、それに仕える人が召し出され、その後に人びとが従うという神の民の隊列は守られました。

 その姿は今日に至るまで残っています。私たちも、現代の厳しい困難な人生という激流の川を渡ることができます。なぜなら、御言葉と共に働かれる聖霊が行く道を守ってくださるからです。

 私たちも、主なる神の契約の御言葉を聞き、信じて進むならば、必ず約束の国へと導かれて行きます。

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