民数記34章 神を信じて自分を御前に投げる
…嗣業としてあなたたちのものになる土地は、それぞれ境で囲まれたカナンの土地であって、それは次のとおりである。(民数記34:2)
イスラエルの民は神の祝福を、長寿、子孫、土地であると考えました。神は生きて働かれる現実的な御方です。そして、神が与えてくださる祝福もまた具体的なことです。
イスラエルがカナンの土地を見る前から、神は彼らに与える土地を備えておられました。それらの土地は、くじによって分け与えられます。どの土地が自分たちに与えられるのか、イスラエル諸部族には分かりません。人には分かりませんが、神が備えておられます。人がくじを投げますが、それを定められるのは主です。これはまさに、私たちの人生そのものではありませんか。
神が、すべてのことを治めておられます。神のなさることはいつも最善です。神の御心の最善であることを信じるとき、未知なる人生を進む勇気をいただくことができます。
私たちには予期せぬことも多いのです。しかし神は知っておられます。神が私たちに与えてくださるのは、神の約束に基づくことです。その境は、神が定めておられます。つまり、神のご支配の下にあります。ですから、私たちに与えられる幸いはもとより、災いと思えることも神の支配を超えて起こることはありません。神は善きことを備えておられます。
【祈り】 すべてを治めておられる主よ、あなたが祝福してくださることをいつも信じることができますように。アーメン
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