バビロンへ連れ去られたユダの人びとにエレミヤは手紙を送り、主の言葉を告げました。「家を建てて住み、園に果樹を植えてその実を食べなさい。妻をめとり、息子、娘をもうけ…」と、バビロンで落ち着いた生活をするようにと言っています。なぜなら主ご自身が捕囚の期間を70年と定められたからです。だから、偽りの預言によって希望を抱かせる偽預言者たちに欺かれないようにと警告し、次のように語っています。「バビロンに70年の時が満ちたなら、わたしはあなたたちを顧みる。わたしは恵みの約束を果たし、あなたたちをこの地に連れ戻す」。このあとすぐ上記の御言葉が続きます。「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている…。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」(エレミヤ29:11)