月刊誌リジョイス 聖書日課 2024年11月18日(月)

エレミヤ31章 揺るぎない主の約束に憩う幸い

  

これらの定めが
わたしの前から退くことがあろうともと
主は言われる。
イスラエルの子孫は
永遠に絶えることなく、わたしの民である。(エレミヤ31:36)

 「見よ、わたしがイスラエルの家、ユダの家と新しい契約を結ぶ日が来る」と主は言われました(31節)。動物の犠牲による古い契約ではなく、キリストの血による新しい契約を結ぶ日が来ることの預言です。出エジプトの後、モーセを通して結ばれた古い契約は、主の民によって破られ続けました。生まれながらの罪人である民は罪へと傾いていて、石の板に刻まれた律法を守ることはできません。それゆえ主は、新しい契約を結ぶ日が来ることを約束されました。

 私たちは、御子キリストを信じる信仰によって救われ、新しい契約の民とされました。そして、きょうの聖句のように、「永遠に絶えることなく、わたしの民である」という確かな約束を与えられています。

 「太陽を置いて昼の光とし、月と星の軌道を定めて夜の光とし、海をかき立て、波を騒がせる方、その御名は万軍の主」(35節)。この言葉の後、きょうの聖句が続きます。

 主が定められた宇宙の法則は天地創造以来、狂いなく運行されています。それほど確かな宇宙の定めよりも、主の民への約束は、はるかに揺るぎのないものです。罪深い私たちがキリストによる新しい契約によって主の民とされていることはそれほど確かなことなのです。

 【祈り】 あなたの民とされ、その揺るぎない約束に信頼できることを感謝します。

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