第33問「義認の恵み」

問:義認とは何ですか。

答:義認とは、神の一方的恵みによる決定です。それによって神は、私たちすべての罪をゆるし、私たちを御前に正しいと受け入れてくださいます。それはただ、私たちに転嫁され信仰によってだけ受け取るキリストの義のゆえです。


  義認とは 義認の根拠   義認の道筋 義認の恵 み


義認とは

人は死後に神に裁かれ、永遠の命か永遠の死を受けます。信徒は主を信じた瞬間、この裁きの判決を地上で頂き、神から永遠の命にふさわしい者(義人)と認められます(義認)。
 これは最終判決です。決して変更されません。義認は「神の……決定」なのです。

義認の根拠

義人であるには二つのことが必要です。

@罪がないこと。
A義(善・愛)を実行する素晴らしい人生を送ったこと。キリストの身代わりが、この二つを信徒にもたらします。

@キリストは十字架で私たちの罪を償って下さいました。そこで私たちは、「罪のない者」(罪の償いを終えた者)と認められるのです。
Aキリストは完全な義の生涯を送られました。その生涯も私の身代わりとされ。私たちはすばらしい生涯を送った義人と認められます

義認の道筋

キリストが、ご自分の義(罪の償いと義の生涯)を私たちのものとして下さることを「転嫁」と言います。私たちは信仰によってキリストと結ばれ一体の者とみなされ、キリストの義をわがものと認めて頂けるのです。ですから、義の転嫁は信仰にのみよるのです。

義認の恵み

@わが身を責める時、人に責められる時、人は深く悩みます。義認の恵みはこの深い悩みから人を解放します。どんなに人の声が私を責めても、神が私を義としておられるのです。
A人は自分の人生に満足できず悩みます。神は私たちをこの地上で義人(すばらしい人生を送った者)と評価して、私たちの人生を深いところで肯定し続けて下さいます。
B義認の恵みを受ける時、私たちは死後の裁きを恐れる最も深い恐怖から救われ、天国の希望を抱いて生き、死ぬことができます。