53−56問「第三戒」
問53: 第三戒は、どれですか。
答: 第三戒はこれです。「あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。
主はみ名をみだりに唱えるものを、罰しないでは置かないであろう」。問54: 第三戒では、何が求められていますか。
答: 第三戒が求めている事は、神の御名、称号、属性、規定、御言葉、御業を、きよく
敬虔に用いることです。問55: 第三戒では、何が禁じられていますか。
答: 第三戒が禁じている事は、神が御自身を知らせるのに用いておられるどんなものを
も、汚したり濫用するすべてのことです。問56: 第三戒に加えられている理由は、何ですか。
答: 第三戒に加えられている理由は、この戒めを破る者がどんなに人々からの罰を免れ
ても、私たちの神、主は、御自身の正しい審判を免れさせはなさらない、ということ
です。
1、主はイスラエルに「主」(ヘブル語「ヤーウェ」)という御名を知らされました。それは他の神々と区別してご自分を知らせ、イスラエルとの結びつき(交わり)を深めるために必要なことでした。
2、しかし御名は誤用の危険がありました。
@まじないで神の名を唱え、神をコントロールしようとする危険がありました。
A裁判で神の名を唱えて誓い、偽証する危険がありました。
B神の名を不謹慎な冗談やおしゃべりに用いる危険もあったでしょう。3、第三戒は、そのような誤用を禁じています。神様は、私たちとの交わりを深めるた
めに、御名を知らせて下さったのですから、それにふさわしく、敬虔な思いをもって、
神様の名を口にすべきなのです。4、小教理問答は、この原則を拡大して、神様がご自分を知らせて下さるすべての事柄
を敬虔な思いで用いるように教えています。
これは、「主は御名をみだりに唱える者を罰しないでは置かないであろう」の解説です。
御名の誤用は人には見抜けない場合がありますが、主は内心を見抜かれます。この主を恐
れる思いが御名を唱える者には必要なのです。