59−62問「第四戒」A
問59: 七日のうちのどの日を、神は週ごとの安息日と指定されましたか。
答: 神は、世の初めからキリストの復活までは、週の第七日を週ごとの安息日と指定されました。そして、キリストの復活からは、週の第一日を世の終りまで続けるように指定されました。これがキリスト教安息日です。
問60: 安息日は、どのように聖別すべきですか。
答: 安息日は、次のようにして聖別すべきです。その日は終日きよく休むこと。他の日なら正当な世俗の職や娯楽さえもやめること。すべての時間を公私の神礼拝を守るのに費やすこと。ただし、必要やむを得ない業とあわれみの業にとられる時間は別です。
問61: 第四戒では、何が禁じられていますか。
答: 第四戒が禁じている事は、求められている義務を怠るか不注意に果たすこと、この日を、怠惰により・それ自体罪あることを犯すことにより・または私たちの世俗の食や娯楽を必要もなく思い語り行うことによって、汚すことです。
問62: 第四戒に加えられている理由は、何ですか。
答: 第四戒に加えられている理由は、神が週の六日を私たち自身の職のために使わせてくださること、神が第七日には特別の所有権を主張されること、神御自身が模範を示されたこと、神が安息日を祝福しておられることです。
第四戒は土曜日を聖なる日として、神に献げるよう命じていますが、教会はキリストの復活を記念して、日曜日に礼拝をしています。小教理は、日曜日がキリスト教安息日であるとして(問59)、第四戒を解説しています。私はこの理解は無理だと思います。
@日曜が休日ではない新約聖書時代の信徒は、日曜に働き、残りの時間に礼拝をしました(1コリント11:20,21参照)。日曜日が安息日として守られたことを示す御言葉はありません。
A十戒は正確には「道徳律法の要約」ではなく、旧約の神の民イスラエルの基本法です。神の民の基本法として、普遍的な道徳律法が中心ですが、それと同一ではありません。第四戒は旧約の民に、キリストにあって完成する永遠の安息を指し示すものであり、「やがて来るものの影」(コロサイ2:17)だったのです。日曜礼拝は、道徳としてよりも、復活の主を仰ぐ喜びに促されて守るものだと思います。