86問「イエス・キリストへの信仰」
問86 イエス・キリストへの信仰とは、何ですか。
答: エス・キリストへの信仰は、救いの恵みです。それによって私たちは、救いのために、福音において提供されているままにキリストのみを受け入れ、彼にのみ寄り頼むのです。
救いの恵みを受けるために必要なことの中心は、イエス・キリストへの信仰と悔い改めの二つです(問85)。今回は信仰についてです。
1、信仰は救いの恵み(神様からの賜物)です。私たちは自分の力で信仰を獲得したり強めたり深めたりする事が出来ません。
2、私たちにできることは、神様が備えて下さった恵みの外的手段(御言葉と礼典と祈り)を忠実に用いつつ、信仰を起こし深めて下さる神様のみわざを待つことです。その忍耐は失望に終ることはありません。求めるなら神様は必ず与えて下さいます(マタイ7:7)。
1、自己流ではなく、「福音に提供されているままに」、イエス・キリストを信じます。神様が聖書に示されたとおりに信じるのです。
2、「福音に提供されているまま」のキリストについては、問21-28で学びました。
@神の独り子キリストは、私たちを救うために人となられました問21,22)。
A私たちの罪を背負って十字架に死んで下さり、三日目に復活され、今は生きた力ある救い主として天におられます(問27-28)。B十字架の時も、今も、キリストは預言者(神の救いの御心を私たちに示す方)、祭司(ご自分を犠牲に捧げて、私たちのために執り成す方)、王(私たちを守り、勝利させて下さる方)であられます(問24〜26)。クリスチャンは、教会での生活と日々の生活で、聖書を読み、洗礼式と聖餐式を受け、祈りつつ過ごしますが、それは形式的なお勤めではありません。大切なのは信仰と悔い改めです。信仰と悔い改めが日々新たにされることを求めて、これらの手段を用いるのです。
救いについてはキリストのみを信じます。
1、救われるために自分の善行や信仰の強さに頼りません。ただ、十字架によって、無条件に私への愛を示し、私の罪を償い、今、受け入れて下さるキリストを信じ頼ります。
2、自分の力以外にも、神々や聖人や天使に頼らず、ただキリストのみを信じ、頼ります。