98問「祈りとは」
問98 祈祷とは何ですか。
答: 祈祷とは神の御意志に一致する事のために、キリストの御名によって、私たちの罪の告白と神のあわれみへの感謝に満ちたお礼を添えて、神に私たちの願いをささげることです。
祈りは、私たちが信仰と悔い改めを日々新たにし、救いの恵みを受けるための外的な手段の一つです(問85,88)。98〜107問は、祈りについての教えです。98問は祈りの定義です。
1、祈りの中心は、願いです。主の祈りも大部分は願いです。祈りによって、私たちは、神を信頼する生活を実践するのです。
2、この願いに添えるべき事が二つあります。(1) 罪の告白
@聖なる神様の前に出るに際して、まず自分の罪を告白し、神様の赦しを請います。
A願いが、神への不遜な要求とならないために、罪を告白して、へりくだります。
(2) 感謝
@神の前に出る祈りの時、まず、神の恵みを感謝するのは、神への当然の礼儀です。
A願いの切実さが、すでに与えられている恵みを忘れて焦燥を呼ぶ危険があります。まず感謝を献げ、すでに与えられている恵みに目を留め、平安の内に祈願します。
祈願の内容は、「神の御意志に一致する事」と言われています。
1、これは、神の御計画を推測して、願いを調整することではありません。神の不思議な御計画は、人に推測できるものではありません。
2、「神の御意志に一致する事」のために祈る祈りの基準は主の祈りです(問99)。主の祈りは、世界と自分との霊的必要と物質的必要のすべてについての願いを含みます。罪深い願いでなければ、私たちは人生のすべてについて、神に信頼し、神に祈願してよいのです。
祈りはキリストの御名によって献げられます。私たちの功績によらず、キリストの十字架の恵みに頼って、私たちは神に近づき、大胆に、確信をもって祈願するのです。