ウエストミンスター小教理問答の学び
※月刊誌「ふくいんのなみ」で1998年1月から掲載されているものです。
新しい連載としてウエストミンスター小教理問答の学びをスタートします。
ウエストミンスター小教理問答は、17世紀のイギリスの清教徒革命の頃に、間違った信仰を強制する国王と対決した人々によって、聖書通りの信仰を教えるための問答書として作られました。体系を重んじる秩序立った書き方がされていますが、ここに表されている信仰は、人々がこれに命を掛けようとした信仰です。
それ以来現代に至るまで、この問答書は、キリスト教の基本を学ぶ入門書として用いられて来ました。ここにはキリスト教の教えの全体が正しいバランスで体系的に教えられていますので、時代は変わり事情は変わっても、聖書の教えを知りたい人には、いつでも最適の入門書なのです。
この連載では、小教理問答書を歴史的に研究するのではなく、問答書を手掛かりにして、今の私たちに差し出されている神様の教えを学びたいと思います。
小教理問答書の概要
小教理問答書に概要は次の通りです。
1.序論(人の目的とは。聖書とは)
2.信仰論
(1)神とはどんな方か
(2)救いの必要(人間の罪と悲惨)
(3)救い主キリストについて
(4)救いが私たちに届く道筋
(5)救われた者に与えられる祝福
3.義務論
(1)道徳的義務(十戒の解説)
(2)道徳的義務についての人間の無力
(3)信仰的義務
@信仰と悔い改め
A信仰と悔い改めの日々を送るための道筋
a.聖書を読み説教を聞く。
b.礼典(洗礼と聖餐)を受ける。
c.祈る(主の祈りの解説)