リジョイス聖書日課 2022年2月

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2022年2月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  3月分配信中

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耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

月刊誌 『リジョイス』PDF版 3月号配信中

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パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

わたしの街のこの教会 Vol.58 宇都宮教会

わたしの街のこの教会 Vol.58 宇都宮教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2022年2月は栃木県鹿沼市 にある「宇都宮教会」です。

出エジプト 3-4章

神は言われた。「わたしは必ずあなたと共にいる。このことこそ、わたしがあなたを遣わすしるしである。」 出エジプト記 3章12節

主が私たちを遣わされる

ミディアンの地で羊を飼って暮らしていたモーセを、主はエジプトのファラオのもとに遣わそうとします。イスラエルの人びとの苦しみを見て、その叫びを聞き、痛みを知ったからです。しかし、モーセは「わたしは何者…

出エジプト 5章1節-15章21節

「わたしがファラオとその戦車、騎兵を破って栄光を現すとき、エジプト人は、わたしが主であることを知るようになる。」 出エジプト記 14章18節

災いを通して主を知る

主に遣わされたモーセとアロンは民を去らせるように要求しますが、ファラオは「わたしは主など知らないし、イスラエルを去らせはしない」と拒みます。この後に実行される十の災いはファラオとエジプトに主を知らし…

出エジプト 15章22節-18章

荒れ野に入ると、イスラエルの人々の共同体全体はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた。 出エジプト記 16章2節

愚かな不平さえ聞いてくださる主

エジプトから救い出されたイスラエルの人びとは、荒れ野での旅を続けていきます。その旅の中で繰り返されるのは、イスラエルの人びとの不平です。マラでは水が苦いと言い、シンの荒れ野では食べ物についての不平を…

出エジプト 19章

「あなたたちはすべての民の間にあって
わたしの宝となる。

あなたたちは、わたしにとって
祭司の王国、聖なる国民となる。」 出エジプト記 19章5節~6節

主の宝、祭司の王国、聖なる国民

エジプトでファラオの奴隷であったイスラエルの人びとがシナイの荒れ野に到着しました。ここで彼らは新しいアイデンティティを与えられます。主は彼らに「わたしの宝となる」「わたしにとって祭司の王国、聖なる国…

出エジプト 20-24章

モーセは血を取り、民に振りかけて言った。「見よ、これは主がこれらの言葉に基づいてあなたたちと結ばれた契約の血である。」 出エジプト記 24章8節

主の民がどのように歩むのか

契約のための律法が与えられ、契約締結の儀式が実行されます。ファラオの奴隷ではなく、主の民とされたイスラエルが、どのように生き、どのような社会を形成すべきであるのかが律法に示されています。 まずは十戒に…

詩編 22編

わたしの神よ、わたしの神よ
なぜわたしをお見捨てになるのか。 詩編 22編2節

最も深くから高らかに

この御言葉を、十字架の上で主イエスは叫ばれました。さらにこの詩には、十字架の下での出来事となった、「主に頼んで救ってもらうがよい」(9節)というあざけりの言葉も、「わたしの着物を分け、衣を取ろうとして…

出エジプト 25-27章

わたしのための聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう。 出エジプト記 25章8節

主が民の中に住まれる

契約締結の儀式によって主の民としての歩みを正式に始めたイスラエルに、主は幕屋を建設するように指示します。幕屋によって、主がイスラエルの民の中に住むとおっしゃるのです。今や主はモーセと共におられるだけ…

出エジプト 28-31章

これは…主の御前にささぐべき日ごとの焼き尽くす献げ物である。わたしはその場所で、あなたたちと会い、あなたに語りかける。 出エジプト記 29章42節

祭司の奉仕による主との交わり

幕屋建設の次に与えられるのは、幕屋で仕える祭司についての指示です。大祭司の祭服であるエフォドの胸当てには、イスラエル十二部族を表す12個の宝石が並べられています。大祭司はイスラエルを代表して主の前に立…

出エジプト 32-34章

「何によって…御好意を示してくださることが分かるでしょうか。あなたがわたしたちと共に行ってくださることによってではありませんか。」 出エジプト記 33章16節

憐れみ深く恵みに富むまことの神

モーセが山の上で幕屋や祭司について指示を受けている間に、イスラエルの民は金で若い雄牛の鋳像を造り、それにひれ伏し、祭りを行いました。「主が語られることをすべて行い、守ります」(24章7節)と誓ったばかり…

出エジプト 35-39章

モーセに言った。
「この民は、主がお命じになった仕事のために、必要以上の物を携えて来ます。」 出エジプト記 36章5節

主が共にいてくださるために

シナイ山の上で幕屋の建設が命じられていましたが(25~31章)、若い雄牛の像を造って拝むという罪を犯したため中断されていました。モーセの執り成しと主の赦しを経て、いよいよ幕屋の建設が始まります。 まず必要…

マタイ 5章9-10節

平和を実現する人々は、幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。
義のために迫害される人々は、幸いである、
天の国はその人たちのものである。 マタイによる福音書 5章9節~10節

神の平和を求めるとは

きょうは「建国記念の日」の「祝日」とされています。しかし私たちキリスト者は、神話に基づいて定められた日を祝うことをしません。また、私たちが祝い喜ぶのは、主なる神を礼拝する時だけだからです。そのためキ…

出エジプト 40章

雲は臨在の幕屋を覆い、主の栄光が幕屋に満ちた。 出エジプト記 40章34節

主が共にいて栄光を満たされる

いよいよ幕屋が完成します。主がモーセに幕屋建設の指示を出されたのは25章ですから、出エジプト記後半の多くが幕屋に関することに費やされていたことになります。主がイスラエルの中に住んでくださるための幕屋が…

詩編 42-43編

なぜうなだれるのか、わたしの魂よ
なぜ呻くのか。
神を待ち望め。
わたしはなお、告白しよう
「御顔こそ、わたしの救い」と。
わたしの神よ。 詩編 42編6節~7節

主を慕い求めて

題の「コラの子」はレビ族の家系で、詠唱者あるいは門衛として代々、幕屋・神殿での務めを担いました(代上6章16節以下、同9章17節以下等)。しかし、詩編の作者は今、エルサレムから遠く離れた北の僻地にいます。…

ローマ 1章

福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。 ローマの信徒への手紙 1章17節

福音に啓示されている神の義

ローマの信徒への手紙1章から8章は救いと命の真理を説き明かします。1章16、17節は手紙全体の主題を要約して示します。それは「神の義」です。キリストの福音において示されたこの神の義は、受け身の義です。人間が…

ローマ 2章1節-3章20節

神は人を分け隔てなさいません。 ローマの信徒への手紙 2章11節

律法を持つ者も持たない者も

律法―神の言葉を守り行うことにより、人は命に至る。これは聖書全体が示す原則です。しかし全人類は始祖アダムにあって罪に堕ち、生まれながらに律法に背く者です。この点はユダヤ人も異邦人も同じです。 神の選び…

ローマ 3章21節-4章25節

神はこのキリストを立て、その血によって信じる者のために罪を償う供え物となさいました。 ローマの信徒への手紙 3章25節

キリストの贖いの御業により

神の子キリストは、私たちと同じ人間となられ、罪人のひとりに数えられるお方として、私たちの罪の現実のただ中に入って来られました。そして私たちの死を代わってその身に引き受け、死なれました。十字架の上で尊…

ローマ 5章

しかし、恵みの賜物は罪とは比較になりません。 ローマの信徒への手紙 5章15節

圧倒的な恵みによる勝利

第二のアダムであるキリストは、第一のアダムを罪と死の中に投げ込んだサタンの支配とたたかい、これを打ち破られました。サタンに対する完全な勝利によって、すべてのアダムの子孫は罪と死の縄目から解き放たれま…

ローマ 6章

キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。 ローマの信徒への手紙 6章3節

新しい人として生きる

洗礼によって、人はイエス・キリストとひとつに結ばれます。それは第一に、キリストの死にあずかることです。キリストが十字架の上に死なれ、墓に葬られたように、わたしたちの古い人、すなわち第一のアダムもキリ…

ローマ 7章

わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。 ローマの信徒への手紙 7:19

人間の根本問題への導き

わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。このパウロの言葉に出会った時、わたしは驚きを禁じ得ませんでした。それまでにまったく聞いたことのない言葉だったからです。もしかすると自分がそれまで…

詩編 48編

後の代に語り伝えよ
この神は世々限りなくわたしたちの神
死を越えて、わたしたちを導いて行かれる、と。 詩編 48編14節~15節

私たちの町にも主が共に

この詩編において通奏低音として機能しているイメージは、神の都シオンとしてのエルサレムで、それは先行する二つの詩編にも見られます。 詩編の作者は、エルサレムの素晴らしさについて、外国の王たちが恐れおのの…

ローマ 8章

肉に従って歩む者は、肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます。 ローマの信徒への手紙 8章5節

霊の人として生きる

パウロはここで、肉の人と霊の人とを対比させます。肉の人とはその全体性において古きアダムにある人間です。霊の人とはその全体性においてキリストにある人間、キリストの命の霊の法則を生きる人間です。両者は相…

ローマ 9-10章

神は御自分が憐れみたいと思う者を憐れみ、かたくなにしたいと思う者をかたくなにされるのです。 ローマの信徒への手紙 9:18

ここにも神の計画があった

イスラエルは神の選びの民です。しかし、今イスラエルは不信仰に陥り、神の恵みを拒んでいます。この現実はパウロ自身にとっても大きな悲しみ、痛みでした。彼は異邦人伝道の働きに召された使徒ですが、彼もまたイ…

ローマ 11章

ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。 ローマの信徒への手紙 11章33節

神の富と知恵と知識

イスラエルに対する神の「秘められた計画」。それは今神に背き、神の恵みを拒んでいるイスラエルもまた、異邦人と同様に救われるというものでありました。神は背信のイスラエルを、それにもかかわらず義とし、御自…

ローマ 12章

自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。 ローマの信徒への手紙 12章1節

献身、礼拝に生きる人生

12章以下ではこれまで語られてきた福音の教えの真理を踏まえつつ、キリスト者の生活について説き勧められます。 キリスト者の生活。それは「自分の体」すなわち魂と肉体とをひっくるめた全人としての自分を「神に喜…

ローマ 13章

愛は律法を全うするものです。 ローマの信徒への手紙 13:10

愛は律法を全うする

愛は律法を全うします。律法を守り行うことは、すなわち愛することだからです。神を愛する愛と、隣人を愛する愛。このふたつの愛に生きているなら、人は律法の全体を全うしています。 私たちは今、なぜ愛の律法に生…

ローマ 14-16章

わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。 ローマの信徒への手紙 14章8節

キリストにある自由

この手紙の宛先であるローマ教会に、立場や見解の違いからいさかいが生じていたようです。しかし、キリストを信じる者たちは、裁き合うのではなくおたがいに認め合い、受け入れ合うことができるはずです。自由その…

詩編 50-51編

告白を神へのいけにえとしてささげ
いと高き神に満願の献げ物をせよ。
それから、わたしを呼ぶがよい。
苦難の日、わたしはお前を救おう。 詩編 50編14節~15節

主が望んでおられること

この詩編で描かれているのは神殿祭儀における神の顕現です。主なる神はご自分の民を呼び集められ、それぞれの「信仰」について問われます。 そこは神の法廷でもあります。全知全能の主は、ひとつの不正も見逃される…

レビ 5章14-26節

祭司がその賠償の献げ物の雄羊をもって彼のために罪を贖う儀式を行うと、彼の罪は赦される。 レビ記 5章16節

賠償の献げ物イエス・キリスト

レビ記の冒頭にはさまざまな献げ物についての規定が並んでいますが、その中で今も私たちの救いに直接関わるのが「賠償の献げ物」です。人が「過ちを犯し、禁じられている主の戒めを一つでも破った場合」、無傷の羊…