揺るがず、信仰に立つ | 使徒言行録 4章

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使徒言行録 4章

そのとき、ペトロは聖霊に満たされて言った。「わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 4章8節、20節

揺るがず、信仰に立つ

ペトロとヨハネは足の不自由な男を主イエスの御名によって癒し、主イエスこそ聖書が預言したキリストであると宣教しました。そのため最高法院で尋問されます。二人は主イエスの十字架の死と、神の力による復活を堂々と語って、「この方以外には、だれによっても救いはありません」(12節、新改訳)と福音を告げ、最後に「わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです」と明言します。

私たちも信仰のゆえに迫害を受けることを想定すべきです。そのとき私たちは、たとえどのような権威であっても、それに従うことはできません。私たちが従うのは、ただキリストだけです。

それにしても一体、どこからこのような勇気や力が湧いて来るのでしょう。御言葉はペトロとヨハネの背中を押してくださった方がおられたと記録しています。「そのとき、ペトロは聖霊に満たされて言った」。そうです。聖霊が揺るがない信仰に立つ大胆さをペトロに与えられたのです。この新しい年も聖霊の力と導きを信頼し、「見たことや聞いたこと」を証しし続けましょう。

八重樫 和彦(山形伝道所)