ヨブの死後の罰を語る | ヨブ記 18章

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ヨブ記 18章

彼は光から暗黒へと追いやられ
この世から追放される。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨブ記 18章18節

ヨブの死後の罰を語る

ヨブの悲痛な訴えと嘆きに対し、友人ビルダドは前回(8章)以上の冷酷な因果応報の教理でヨブを責めます。

ビルダドは、「なぜ、わたしたちを獣のように見なすのか。その目に愚か者とするのか」と自分たちの善意と知恵を認めないヨブを責めます。

ビルダドはヨブを悪人と決めつけ、「神に逆らう者の灯はやがて消え」、また「破滅が四方から彼を脅かし」、「死の初子が彼の肢体をむしばみ」、「破滅の王に向かって一歩一歩引き寄せられる」と言います。「死の初子」とは重い皮膚病のこと、「破滅の王」とは、死のことです。そして「彼の思い出は地上から失われ」、「彼は光から暗黒へと追いやられ、この世から追放され」、「子孫はその民の内に残らず、住んだ所には何ひとつ残らない」と悪人の過酷な運命を三段階で述べます。

ヨブに罪があり、この罰を受けるのがふさわしいと、ビルダドのように誰が言うことができるのでしょうか。「怒りによって自らを引き裂く者よ」(4節)。ヨブにぶつけたビルダドの言葉は彼自身が引き裂かれていることをあらわしています。人を裁くことができるのは神お一人だけです。

西田 三郎(新居浜伝道所)